ABOUT RE-FLECTION
2011年頃に開始したこのシリーズRE-FLECTIONは、当初プラスティック板越しのポートレート撮影からはじまりました。その後、光学フィルターなどを併用する撮影手法が重要な要素の一つとなり現在の形になっています。2015年12月には、フォトテクニックデジタル2016年一月号の別冊付録である小林修士カレンダーに本シリーズが採用されました。また、2015年9月号 特集「魅せる光」の演出テクニックページをはじめ、カメラ誌でのテクニック紹介も行っています。2019年2月末に神保町画廊にて写真展「re-flection」を開催しました。それに合わせて写真冊子を製作しました。
STATEMENT
タイトルが示すようにこの作品は「反射」を表現方法として取り入れたポートレート作品として撮影を始めました。それは単に表現の面白さというだけでなく、反射がある事でカメラと被写体の間に空間があるという事を表現しています。撮影を重ねるうちに光による表現を探求することが主題となり、光学フィルターなどを併用し、画面上における光を演出する作品となりました。